ザガーロはGSK社(グラクソ・スミスクライン)が英国で開発した、デュタステリドを有効成分とする男性型脱毛症(AGA)治療薬です。日本では2015年から処方が始まり、プロペシアに次ぐ次世代のAGA治療薬として注目を集め続けています。
AGAの原因物質であるDHTの生成には5α還元酵素と呼ばれる物質が関与します。これにはⅠ型とⅡ型があり、プロぺシア(フィナステリド)はⅠ型の抑制にのみ作用する一方、ザガーロ(デュタステリド)はⅠ・Ⅱ型双方を抑えるはたらきがあることで、結果プロペシアと比較して増毛本数が約1.6倍あったという治験結果が得られています。とにかくより良い結果を出したいという方には期待度の高い薬です。
ザガーロ:GSK(グラクソ・スミスクライン)
有効成分 | デュタステリド | |
のみ方 | 1日1錠 | |
効果の確認 | 最低でも半年 | |
副作用 | まれに性欲減退・EDなど | |
効き方 | ||
体内のテストステロン(男性ホルモン)は5α還元酵素のはたらきによりDHTと呼ばれる物質に変換され、これがAGAの原因となります。ザガーロは2種存在する5α還元酵素のはたらきを阻害することでDHTは生成されず、5α還元酵素の1種のみに対して阻害効果のあるプロペシアに比べ、より高いAGA改善効果を期待することができます。 |
*当院では4製薬会社のジェネリックを扱っています
東和薬品 | マイラン |
アルフレッサ | 明治製菓 |